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史上最大にドデカイ!新型iPhoneで何ができる? 3つのおススメポイント

「iPhone Xs Max」15万円超えの場合も

2018/10/12

 Appleから新しく登場した「iPhone Xs Max」は、iPhone史上、もっとも画面サイズの大きいモデルです。従来のiPhone 8 Plusと同等のボディサイズでありながら、上下左右の縁がほとんどない、いわゆるベゼルレスデザインの採用で、画面サイズは5.5型から6.5型へと拡大しており、情報量の多さは圧倒的です。

 保証サービスをつけると価格は15万円を超える場合もあるなど、スマホとしてはとびきり高額ですが、日本国内では同時発売の5.8型モデル「iPhone Xs」が量販店で潤沢な在庫がある中、この「iPhone Xs Max」はしばらく品切れ状態が続いたことからも、人気のほどがうかがえます。

新型のXs、Xs Maxでしか使えない機能も

 この「iPhone Xs Max」に搭載されている新しいOS「iOS 12」は、従来のiPhoneの多くの機種でもアップデートすれば利用できますが、従来のiPhoneではすべての機能が使えるわけではなく、新しい「iPhone Xs Max」および同時発売の「iPhone Xs」でしか使えない機能も多くあります。今回は「iPhone Xs Max」を購入したらぜひ使ってみたい、iOS 12の新機能・アプリを3つ紹介します。

iPhone Xs Max。文字やアイコンを拡大表示することも可能なので、老眼気味の人にも向いています
従来もっとも小さいモデルだったiPhone SE(右)との比較。ウェブページを表示した場合の情報量の差は一目瞭然です
上部にはノッチと呼ばれる、インカメラを収めた切り欠きがあります。画面が広く見える反面、見た目がダサいとの声も……
背面の巨大なデュアルカメラ。出っ張りはあるのは気になりますが、12MPもの解像度とあって、画質の良さは特筆モノです

(1)“撮影後に”背景をぼかせる「ポートレートモード」

 ひとつは、カメラ機能で追加された「ポートレートモード」です。これはiPhone Xs Maxのデュアルカメラを使い、被写体をその奥行き(深度マップ)とともに記録し、撮影後に背景をぼかすなどの加工が可能になるというものです。

 美しいポートレート風の写真を手軽に作成することができるこの機能は、デュアルレンズでない従来のiPhoneにiOS 12を導入しても、残念ながら利用できません。「iPhone Xs Max」もしくは同時発売の「iPhone Xs」のみで使える機能です。

 使い方は簡単で、撮影モードを「ポートレート」に設定して普段通り撮影を行った後、編集画面を開くと、画面の下にf値を変更できるスライダーが表示されますので、プレビューを見ながらそれを操作するだけです。これにより、写真の背後を自由自在にぼかすことができます。

 撮影時ではなく、撮影後に自由に変更できる点がまさに革命的なこの機能、記録された奥行きの情報をもとに加工が行われるため、画像処理ソフトを使って平面の写真を加工した時のような作り物感がないことが特徴です。草木や花などの静物や、人物を撮影する場合にぜひ使ってみたい機能といえます。

ポートレートモードで撮影した写真。下段の被写界深度のスライダーを動かすと……
背景のボケを手軽にコントロールできます。このほか、色合いを調整したり、スポットライトが当たったような加工も可能です