先日、女性経営者が誕生日会をやるというので、呼ばれて行って来たら修羅でした。

 200人ぐらいいたでしょうか。慌ただしくご来賓に挨拶をされている経営者ご本人のお姿を見ながら、私はひたすら瓶ビールを空にする作業を繰り返していました。さすがに来場者の過半は女性だったので凄いなと思ったのですが、話す人話す人みんな働いている人たちなんです。

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野望や野心はもっとこう、内に秘めておいて欲しいんですよ

 いや、働く女性が輝くのは素晴らしいと思うんですよ。安倍晋三総理も女性に「お前ら輝けよ」って言ってますし、男女が平等に社会に参画する方針なのは別にいいんじゃないですか。男でも女でも頑張って生きていこうという人は応援したいですし、札束を見せびらかしながら月に行こうが、いい歳した女がアイスバケツチャレンジでビキニになろうが、本人が良ければそれでいいんだと思います。好きにしろよ。

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 しかしですね、そういう野望や野心はもっとこう、内に秘めておいて欲しいんですよ。ただのウェブサービス屋が真顔で「うちは10年以内にGoogleを超える会社を作ります」とか、携帯ゲーム屋が「時価総額8兆円を目指す」などと言うと、気心の知れた仲間内ならネタで済まされるけど公の場なら頭のおかしい人なのではないかと思われるわけです。酒癖が悪いのは仕方ないけど、どうせならもう少し慎み深くやってほしいものです。少なくとも、それらしいめどが立ったところで仰って欲しいです。そろそろGoogle超えそうだぞ、ってなれば、周りのちゃんとした太鼓持ちが「大将、そろそろGoogle超えそうですね、ゲヘヘヘヘ」って言ってくると思いますし。何事もちょうどいいぐらいってのがあるんじゃないかと。