いつ行ってもディズニーランドやディズニーシーには微妙な思いしかしないし、拙宅山本家の子どもたちに「ディズニーランドでも行こう」と水向けしても「興味がない」「博物館に連れていけ」「小遣いを増やせ」としか言われないので、あんまり足が向かないんですよ。

 以前、長男が生まれたばかりのタイミングで夏にディズニーいって、なんか放水系のイベントと知らずに普通に抽選あたって喜んで見物に行ったらがっつり放水されてびしょ濡れになって二度と行くかと怒ってから、私も家内も気まずくてあんまり「ディズニー行こうよ」って話にはならなくなったんですよね。

なんでみんな、厚着なんだろう

 ただ、先日お世話になっている方からチケットが回ってきたので、どうせだし「ぜひ行こう」って家族を説得して、行ってきたんです、ディズニーランドに、ディズニーシーに。

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 行ってみて思ったんですが、まずみんな厚着なんです。まだ10月ですよ皆さん。Tシャツに短パンという姿でウロウロしていたら、みんなクッソこちらを見るんです。別にコスプレしてるわけでもねえのに、なぜこちらを見るんだろう。

 なんでもハロウィンシーズンだそうで、みんなディズニーキャラクターに扮したコスチュームプレイでディズニーランドの入り口のところに並んでいます。冷めるわー。好きでやっているんでしょうし、いい歳して何してるんだとまでは言いませんが、これじゃまるで私は無課金プレイヤーみたいじゃないですか。

 まあ、何と申しますか、何処を見ても人、人、人。なんだこれ。他人を見るテーマパークですか。あるいはこんな夢の国を表現しようとした結果、満員電車が町中で実現しました的な。暴動起こそうぜ。もちろん、皆さんあっての私たちですし、お互い持ちつ持たれつ、できることをしっかりやってこの社会ができているわけですから、人がいっぱいいること自体は素晴らしいことだとは思いますけれども、それにしてもなんでこんなに混んでいるんでしょう。

今年もハロウィンがやってくる ©iStock.com

 で、みんな建物の中にどっと入っていっては、建物の中でおしくらまんじゅう状態になって、暑い暑いと言っている。汗くせえよ。馬鹿だな、だからTシャツと短パンで来れば良かったのに。代謝を上げて魂を鍛えれば千葉の夜風なんて熱風みたいなもんですよ。