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いなば食品・稲葉敦央社長(70)が勤務中の社員に自民党二階派候補者の選挙手伝いを“強要”していた! 「『投票をお願いします』と電話をかけさせられた」

いなば食品・稲葉敦央社長(70)が勤務中の社員に自民党二階派候補者の選挙手伝いを“強要”していた! 「『投票をお願いします』と電話をかけさせられた」

source : 週刊文春 電子版オリジナル

genre : ニュース, 社会, 企業

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社員総出で「投票をお願いします」

 尾立氏は2004年に民主党から参院選に大阪府選挙区で出馬し、初当選。以降、2期にわたって2016年まで参院議員を務めた。落選中の2018年には自民党入り。二階派に所属し、2019年の参院選に出馬したが、落選している。

当選回数は2回(公式HPより)

 そんな中で迎えた2022年の参院選。〈ここは、おだちしかないです〉と尾立氏に熱烈なエールを送る敦央社長は社員にあることを命じる。

「東京本社のオフィスにいた社員総出で、勤務時間中に尾立氏の支援者へ『投票をお願いします』と念押しの電話をかけさせられたのです。支援者のリストを渡され、ローテーションを組んで4、5人ずつ交代で電話をかけました」

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稲葉敦央社長が一斉送信した“推薦メール”

 無論、勤務時間中の社員に支援候補者の手伝いをさせるのは私物化というほかないだろう。だが、敦央社長の応援もむなしく尾立氏は落選している。

 現在配信中の「週刊文春電子版」では、尾立氏の“選挙手伝い強要”のほか、敦央社長から社員に送られる大量のメールの内容を一挙に公開している。また、〈日本にもし「大統領」ができるなら、川勝知事がそれにふさわしい。〉とまで絶賛する川勝平太・静岡県知事との親密な関係についても詳しく報じている。

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