日の出スポットして人気の「イーフビーチ」
久米島の東海岸は、ホテルや飲食店、コンビニなどが点在する、比較的にぎやかなリゾートエリア。イーフビーチはこの海岸沿いに約2キロメートル続く天然のビーチで、透明度抜群の青い海と白い砂浜が魅力だ。
久米島で唯一「日本の渚100選」に選ばれたビーチで、海は遠浅で波は穏やか。そのため海水浴やSUP、シュノーケリングといったマリンアクティビティスポットとしても人気があり、子供から大人まで多くの人が訪れる。
また、日の出の名所としても有名で、朝焼けを眺めながら散歩をしたり、ビーチヨガを楽しんだり、浜辺に座ってコーヒーを飲んだりするのがおすすめの過ごし方。心が豊かになるような心地いい時間に、きっと深く癒やされるはず。
亀の甲羅のような奇岩「奥武島の畳石」
久米島の東部には170メートルの海中道路・新奥武橋が架かっており、この橋を渡ると到着するのが周囲約2キロメートルの離島・奥武島。この島の海岸沿いには畳石と呼ばれる奇岩群があり、亀の甲羅模様のような多角形の岩が畳のように敷き詰められている。
畳石は約600万年前の安山岩の溶岩でできた柱状節理で、国指定の史跡名勝天然記念物。海岸約250メートル、沖50メートルの範囲に、幅1メートル前後の岩石が約1,000個も並ぶ様子は圧巻。美しいソーダブルーの海を背景に広がる奇岩群の光景は神秘的だ。
また、畳石は触ったり、その上を歩いたりできるので、ぜひ靴を脱いでアーシングをしてみてほしい。素足で直接畳石に触れることで体内のエネルギーバランスが整い、疲労回復やリラックス効果、睡眠の質の改善といった、さまざまな効果が期待できるそうだ。