12月15日公開の話題作『きっと、それは愛じゃない』。根強い人気を誇る『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』『ブリジット・ジョーンズの日記』を手掛けた製作陣による、ロンドンを舞台にしたラブストーリーの最新作だ。

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初恋相手のお見合い結婚を密着取材

 主人公は、恋愛では失敗続きのドキュメンタリー監督ゾーイ。久しぶりに幼馴染で初恋相手でもある医師カズに再会した彼女は、彼のお見合い結婚を密着取材することになる。パキスタン出身で信心深い家族のために見合い結婚をするというカズに対し、愛がなくても結婚はできるのか疑問を抱きながら撮影を進めるゾーイ。多文化が共存するロンドンで、ゾーイがたどり着いた答えは――。

リリー・ジェームズが語る共演者、ロンドン

ゾーイを演じたのは実写版『シンデレラ』や『ベイビー・ドライバー』でもお馴染みの若手人気女優のリリー・ジェームズ。今回解禁されたインタビューでは、出演のきっかけについて「カズ役がシャザド(・ラティフ)だったのも理由の1つね。彼は親友の1人なの。10年来の友人よ」と明かしている。  


 さらに、イギリスを代表する女優エマ・トンプソンと共演する楽しさや、自身も暮らすロンドンの描き方について「誇らしい気分になった」と絶賛する場面も。

「“こうあるべき”は必要ない」

 そして、作品のテーマについて「“親密さ”だと思う。望んでいるのは誠実でオープンな関係なの。嘘や偽りのない関係を探してる。でも人生や人間関係、家族の在り方について“こうあるべき”と考える必要はない。心から人と繋がるためにはね」と語っている。

『きっと、それは愛じゃない』は12月15日より全国公開。


STAFF & CAST
監督:シェカール・カプール/出演:リリー・ジェームズ、シャザド・ラティフ、シャバナ・アズミ、エマ・トンプソン、サジャル・アリー/2023年/イギリス/109分/配給:キノフィルムズ

提供/(株)キノフィルムズ