【驚愕】1日で100人以上が惨殺。通称・暗殺者村に舞い降りた「殺戮の天使」とは？《『バレリーナ：The World of John Wick』》

　キアヌ・リーブスが体現する切れ味鋭いアクションに全世界が熱狂！シリーズを追うごとに、そのスケールと世界興収を更新し続け、一大ヒット作となった『ジョン・ウィック』シリーズ。映画史を変えた過剰な超絶アクションと、スタイリッシュで奇妙な独自の世界観はそのままに、シリーズ最新作となる『バレリーナ：The World of John Wick』が、いよいよ8月22日（金）より全国公開！

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生まれ落ちた瞬間「殺し屋」。厳格な教祖が牛耳るカルト村の全貌

　その村は雪深いオーストリア・ハルシュタット近辺に存在するという。

　一見スキー客で賑わう静かな景勝地だが、通りを歩く住人たちはどこかよそよそしく、家々の庭には子供用の遊具の隣に生々しい弾痕が残る人型の的、村を見渡せる塔には部外者に目を光らせる看守の目。明らかに狂ったオーラを漂わせるこの村の実態は、殺し屋界の中でも限られた人間しかその所在を知らない伝説の「暗殺者村」。殺しの才能が無ければ去ることが許される、少数精鋭方針の暗殺者養成組織「ルスカ・ロマ」とは対極で、村に生まれ落ちれば最後、村を去る＝死が待ち受けるという厳格でカルト的な教えが根付いている。

　住民全員が暗殺術の訓練を受けた者で構成されており、普段は観光客を相手にレストランや売店を営んでいるが、いざ村の脅威が訪れると、ある者は厨房から、ある者は家のクローゼットから各々の武器を携え部外者を全力で消しにかかる。そんな「暗殺者村」をカリスマ性と恐怖で牛耳るのが、代々村を支配してきた一族の当主、通称・主宰（カウンセラー）と呼ばれる人物だ。

犠牲者100人越え。狂った村を襲った狂った女

　いつもと変わらない晴れた日の正午、村に部外者の警告を知らせる鐘の音が響き渡る。

　子供たちはすかさず家の中に入り、入れ替わるように飛び出してきたのはマシンガンとライフルを携えた夫婦。鐘の音が鳴りやみ、周囲が一瞬の静寂に包まれたのも束の間、まるで戦争が始まったかのように響く数多の銃声。“とある女の殺し屋”がたった一人で村に殴り込んできたのだ。

　その殺し屋の名前をイヴ・マカロ。教団とは数百年前に、互いに干渉せず、領域を侵さないという“不戦協定”を結んだルスカ・ロマ出身の殺し屋で、村に侵入すること自体がタブーにもかかわらず、村中で十数名の村人を殺害。その暴走は止まることを知らず、爆弾、日本刀、さらには火炎放射器まで扱うイヴの前に村人の決死の抵抗もむなしく、夕方時点では犠牲者は100人を優に超える。どうやらイヴの目的は村を牛耳る主宰（カウンセラー）で、2人の間には過去に悲惨な因縁があるという。さらにこの悲惨な状況の中で、なぜか村には最強の殺し屋と名高い、あのジョン・ウィックの姿まで――。

　果たして、突如として村に舞い降りた殺戮の天使・イヴの目的とはー？ジョン・ウィック来訪のワケとはー？そして平和だった“暗殺者村”の命運やいかに？

　この続きは今週8月22日（金）公開の『バレリーナ：The World of John Wick』で確かめてほしい。

提供／（株）キノフィルムズ