人生に退屈していた主婦が“(きん)”に魅せられ“100億円の秀吉の金茶碗(きんちゃわん)”を盗み出すクライム・コメディ黄金泥棒が、2026年4月3日(金)に公開される。主演に田中麗奈、出演に森崎ウィン、監督は萱野孝幸で贈る、実話から着想を得て執筆された完全オリジナル作品だ。

 

“金”に魅せられた平凡な主婦が泥棒に!?

 本作は、平凡で味気ない日常に行き詰まりを感じていた専業主婦の美香子(田中麗奈)が、立ち寄った百貨店でつい“金のおりん”を盗んでしまう所から物語が動き出す。普通であることが幸せ——と言い聞かされ育った美香子は、どんなに退屈な日々にも自分に無関心な家族にもやりすごしていた。だが、“金”に魅了され世界は一変、「私にしかできないことをする」という幼き日の夢が蘇り、“100億円の秀吉の金茶碗”を盗む計画を企てることに! 自分らしい幸せを求めて、人生の大博打に打って出た主人公の滑稽ながらも愛らしい姿が熱い感動を呼び起こす、クスっと笑える等身大の痛快クライム・コメディが誕生した。

Ⓒ2025『黄金泥棒』FILM PARTNERS.

 世間を騒がせた事件からインスピレーションを受け、“金”に魅了された主婦が犯罪に手を染める様をユーモラスにオリジナル作品として描くのは、『夜を越える旅』や『断捨離パラダイス』などで注目の若き俊英・萱野孝幸だ。萱野監督の洗練されたコミカルな目線のもと、主演を務めるのは日本アカデミー賞優秀主演女優賞など数々の映画賞に輝き出演作が目白押しの田中麗奈(『幼な子われらに生まれ』『福田村事件』)。人生を輝かせるために疾風怒濤のごとく駆け抜ける藤根美香子を演じ、卓越した演技力で今までにない最高にチャーミングなキャラクターを披露する。共演はハリウッドデビューも果たし映画にミュージカルにと活躍の場を広げる森崎ウィン(『蜜蜂と遠雷』『(LOVE SONG)』)。満たされない美香子の心に闘志を燃え上がらせるクセの強い金城光輝を演じ、互いを騙し合う駆け引きで物語を牽引する役どころだ。実力派同士の軽妙な掛け合いが、一か八かの無謀な計画をよりスリリングに仕上げる。

Ⓒ2025『黄金泥棒』FILM PARTNERS.

 さらに、劇中ではゴールドカンパニー株式会社SGCの協力のもと総額数百億円にものぼる本物の金工芸品の数々が登場。煌びやかな世界を全編にフィーチャーしながらも、クラシカルな香りを漂わせた映像世界を創出した。ちりばめられた心に染み入る宝石のようなセリフに、観終わった後には、きっと自分らしい冒険に出たくなるはず。

Ⓒ2025『黄金泥棒』FILM PARTNERS.

撮影で使用された金の総額は、数百億円!

 この度、公開直前を記念し、ゴージャスで煌びやかな新規場面写真6点が解禁された。スチール写真では、ゴールドの輝きに目を奪われる。それもそのはず、本編に登場する金、並びに金工芸品の数々は全て【本物】、総額については数百億円と言われている。おそらく、日本映画の歴史においても、ここまで【本物の金】が撮影用に用意され、実際に登場した作品もないのではないか……そんな【本物志向】もまた、本作の見どころのひとつと言える。ちなみに、本編の撮影当時の金1gが17,000円だったのに対して、現在は28,000円台。金の価値自体が、映画の公開に向け、どんどん高騰している。

Ⓒ2025『黄金泥棒』FILM PARTNERS.

 また、本作には【本物の金】が数多く登場するだけでなく、【金にまつわる豆知識】がいくつも登場する。

【金にまつわる豆知識・エピソード】
★地球上で採掘された金の総量は、プール5.5杯分
★金は溶かしても、容量は減らない。
★金の仏具には、相続税がかからない

【金は溶かしても、容量は減らない】というのは、本作の主人公・美香子(田中麗奈)のエピソードとして、実際に映画に登場する。平凡で味気ない日々を感じながらも、犯罪とは無縁の世界で生きてきた美香子が、たまたま立ち寄った黄金展で “金のおりん”と出会い、思わず窃盗。その夜、何を思ったのか……ガスバーナーで溶かそうと試みるが失敗! 穴をあけてしまった状態のまま“金のおりん”をゴールドショップに返却することに……。【金の容量が減らない】ということもあり、なんとか示談という形で事件は収まるのだ。(※映画本編でも、本物の“金のおりん”に、実際にガスバーナーで穴をあけ撮影を敢行。CGは使っていない)

Ⓒ2025『黄金泥棒』FILM PARTNERS.

 さらに、【金を盗んだ主婦が実在した】というのも、本当。その実在した主婦もまた、黄金展で金を盗み、自宅でガスバーナーで【金のおりん】に穴をあけた後に、事件化。なぜこの主婦がそのような行動を取ったのかなどは、今となっては分からないが……本作は、こうした実際に起こった【奇妙奇天烈な事件】から着想を得た、【本物志向】の作品に仕上がっている。

映画『黄金泥棒』
2026年4月3日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー

『黄金泥棒』

<STORY>

平凡な日々に退屈していた専業主婦の美香子は、ある日訪れた百貨店で、株式会社SGCが販売する数百万円もする金のおりんをつい盗んでしまう。金の魅力に取り憑かれ世界が一変した彼女は、「私にしかできないことをする」という幼き日の夢が蘇り、無謀にも100億円の秀吉の金茶碗を盗み出す計画を立てる。美香子を利用しようとするSGCの社員・金城との駆け引きや、なし崩し的に泥棒の共犯者となった夫の浮気やら、トラブルの連続。果たして、一世一代の大博打に出た彼女は、金茶碗を盗みだすことができるのか——?

 

出演:田中麗奈、森崎ウィン、阿諏訪泰義、石川恋、岩谷健司、中村祐美子、勝野洋、宮崎美子
監督・脚本:萱野孝幸
主題歌:広瀬香美
エグゼクティブプロデューサー:土屋健吾 プロデューサー:中村祐美子 音楽:松下雅史 撮影:宗大介 照明:平江広大 編集:萱野孝幸 録音:地福聖ニ 音響効果:前田紗佳 スタイリスト:袴田知世枝 ヘアメイク:西野黎 助監督:城也 キャスティング:中村祐美子 制作担当:原田光 宣伝プロデューサー:大﨑かれん
製作:株式会社SGC  制作プロダクション:KAYANOFILM

配給:キノフィルムズ

Ⓒ2025『黄金泥棒』FILM PARTNERS.

2026年/日本/カラー/シネスコ/5.1ch/112分

提供/(株)キノフィルムズ