〇企画趣旨

建設業を取り巻く環境は、いま大きな転換点を迎えています。

担い手不足や高齢化、技能継承の難しさ、資材価格の高騰、工期・品質・安全への要求の高度化など、現場が抱える課題は複雑化しています。沖縄県においても、観光・物流・都市開発を支える建設需要に加え、インフラの整備・維持や防災・減災など、地域社会を支える建設業の役割はますます重要になっています。限られた人材と経営資源で、現場力を維持・向上させながら事業を持続させることが、大きな経営課題となっています。

こうした環境の中、建設業ではデジタル技術を「導入する」段階から、その力を現場の生産性や判断力、企業競争力へとつなげる段階へ移りつつあります。BIM/CIMや施工管理システム、現場データの活用に加え、生成AIの進化によって、これまで人の経験や勘に依存してきた業務や知識を蓄積・共有し、組織全体の力へと変えていくことが可能になっています。

生成AIも、書類作成や情報検索、報告業務の効率化にとどまらず、過去の施工実績や熟練者の知見を活用した判断支援、現場情報の分析、若手人材の育成など、人の能力を拡張する技術として活用領域が広がっています。重要なのは、テクノロジーによって生まれた時間と余力を、品質・安全の向上や技能継承、新たな事業機会の創出へとつなげることです。同時に、現場・本社・協力会社などがデータやシステムでつながるほど、サイバー攻撃や情報漏えい、システム停止などのリスクも高まります。セキュリティをIT部門だけの問題ではなく、事業継続と経営を支える重要な基盤として捉え、デジタル活用と「信頼」を守る取り組みを両輪で進めることが求められます。

本カンファレンスでは、建設DX、生成AI、業務効率化、セキュリティ対策を個別のITテーマとしてではなく、建設業が直面する構造的な課題を克服し、次の成長へ進むための変革手段として捉えます。

テクノロジーによって現場はどう変わるのか。人とAIはどのように協働していくのか。蓄積された経験やデータを、いかに企業の競争力へと変えていくのか。そして、これからの建設業は地域社会にどのような価値を提供していくのか。

本カンファレンスでは、テクノロジー、現場、経営の視点を横断しながら、変化を乗り越えるだけではなく、変化を成長の力へと変える建設業の未来像と、その実現に向けた具体的な道筋を考えます。

〇開催概要

開催候補 1028日(水) 14:00~16:10
会  場 ザ・ナハテラス 3F アダンB
     (〒900-0006 沖縄県那覇市おもろまち2-14-1)
参加対象 沖縄県に本社のある建設業のお客様
定  員 30名(会場参加のみ)
参加費用 無料(事前登録制)
主  催 文藝春秋
協  賛 Dropbox Japan株式会社
     富士フイルムBI沖縄株式会社

申し込み

〇来場特典
ご来場の皆様へ文藝春秋オリジナルクオカード(1000円分)をプレゼント

〇プログラム

〇オープニング(14:00~14:05)

Dropbox Japan株式会社
代表取締役社長
龍村 洋一氏


〇来賓挨拶(14:05~14:10)

一般社団法人沖縄県建設業協会
専務理事
我喜屋 良成氏


〇特別講演①(14:10~14:40)
「ファイルサーバーを、全社でクラウドへ」
~ IT専任なしの建設コンサルタントが選んだDropbox
 ― 決め手と、2年後の答え合わせ~

株式会社 国建
シビルデザイン部 チーフマネージャー
星 宗博氏

1997年8月1日 国建入社 土木設計部に配属。主に沖縄県内の港湾、海岸施設の計画業務に従事。その傍ら、部内のパソコン等の機器の運用、更新等を担当。2022年11月 シビルデザイン部に改称。


〇課題解決講演(14:40~15:00)
「SCS評価制度を回すための実務~建設業編~」

Dropbox Japan株式会社
DX推進室 室長
矢作 一樹氏


〇特別講演②(15:10~15:40)
建設DXを支える情報共有基盤の構築
― 生産性向上とセキュリティ強化の両立を目指す  ―  

株式会社屋部土建
常務執行役員
入佐 学氏

1998年4月 株式会社 屋部土建に入社。施工管理職や設計職を経て、2010年に総務職に異動。経営企画およびDX推進などを担当した後、現在は、全社的なIT管理やAI含むDX推進などを担当。
保有資格:一級建築士、一級建築施工管理技士


〇全体質疑応答(15:40~16:10)


〇CPDSについて
本カンファレンスは「CPDS」認定学習となります。申請を希望されるお客様はお申込時にチェックをお願いします。受講証明書は開催日当日、会場にてお渡します。
承認ユニット数「2」(形態コード 101-1 2ユニット