自殺や殺人などが起こったいわゆる事故物件を何軒も渡り歩いて住みつづけ、「事故物件住みます芸人」を名乗る松原タニシについて、所属の松竹芸能から声明が出た。
「当該動画では物件を示す表現はなされておらず、(略)故人の方を幽霊と表現したことはございません。しかしながらご遺族様のご心情を鑑み、当該動画の削除、ならびにご指摘いただいた物件の話は今後一切発信致しません」
これだけ読んでも事情が分からないのだが、この件、元はVTuber「懲役太郎」の告発から始まっている。彼は動画で、松原が住んだある物件で起こった実際の殺人事件の被害者遺族の言葉を伝えているのだ。遺族は、そこが動画や、映画で事故物件として扱われ幽霊が出るなどと言われることに傷つき、取り上げるのをやめてほしいと言う。
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source : 週刊文春 2024年12月26日号