政界における元日の風物詩と言えば、立憲民主党の小沢一郎氏(82)が東京・世田谷の私邸で開く新年会だ。今年も立憲議員のみならず維新議員含めて約50人が集まった。
黄金色のネクタイを締めた小沢氏。挨拶は激しかった。与党が過半数割れした昨秋の衆院選に触れ、「政権交代への大いなる一歩は踏み出した。後は野党の議員諸君の自覚を待つのみだ」「枝葉末節のお土産で喜んで、それでいいというのでは到底、議会制民主主義の機能を発揮したとは言えない」と大演説。税制改正などで与党を譲歩させたことを誇る野党幹部の「意識の低さ」に苛立ちをぶつけた。
昨年、都知事選で石丸旋風を起こした選挙プランナー藤川晋之助氏は、1990年代から小沢氏と行動を共にしてきた人物だ。新年会に参加した藤川氏が語る。
初回登録は初月300円で
この続きが読めます。
有料会員になると、
全ての記事が読み放題
既に有料会員の方はログインして続きを読む
※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。
source : 週刊文春 2025年1月16日号