日本製鉄による米USスチール買収問題は、バイデン大統領らを相手取った異例の訴訟にまで発展した。
「バイデン氏は、国家安全保障上の懸念などを理由に買収計画に禁止命令を出した。これに対し、日本製鉄の橋本英二会長(69)は記者会見で『到底受け入れることはできない』と批判。1月6日に訴訟を提起したのです」(銀行関係者)
同社が望みを繋ぐのは、1月20日に就任するトランプ次期大統領の判断だ。橋本氏も「説明をしていくことで理解を得られると思う」と述べている。
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source : 週刊文春 2025年1月23日号