1月21日のフジテレビ『ぽかぽか』では、「了解」「参考になります」「さすが」という言葉は目上に適さない、と説明していた。しかし、それに対し国語辞典編纂者の飯間浩明は、「了解」については「事実ではない」と断言、「参考」「さすが」も使える局面があると反論する。
マナーを守るのはもちろん大事なことだけど、最近はこんなふうに、マナーを過剰に気にする例が多い。
マナー講師を「失礼クリエイター」と揶揄し、マナー偏重の責任を彼らに負わせる傾向もSNSにはあるけれど、一方で「自信がないからとりあえずマナーにすがりたい」という人も多いと思う。この両輪によって変なマナーも増えるし、さらには古めかしい規範へ揺り戻される風潮も起こっているはずなのだ。
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source : 週刊文春 2025年2月6日号