夏の参院選まで約2カ月と迫り、永田町には政局風が吹き始めた。石破茂首相の産みの親であるはずの岸田文雄前首相(67)までが連立政権を組み替える可能性に言及した。発言の背景をたどると、大胆な再編劇の構想が見えてくる。
「決められる政治を取り戻すことは大事だ。選挙の結果をしっかり見た上で、連立のありようを始め、いろいろな知恵を出していくことが求められる」
岸田氏は5月23日のBS番組でそう述べた。少数与党下では思い切った政治決断ができにくいとして、選挙後に自公の連立枠組みを見直す可能性に触れたのだ。岸田氏は「石破首相を支える」とも強調したが、目線の先には、首相を交代させての連立組み替え劇があるとの見方が多い。
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source : 週刊文春 2025年6月5日号
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