衆院選・都議選・参院選と3連敗を喫し、批判の声が高まるも、なぜ首相は続投意欲が衰えないのか。衆参共に少数与党となったいま、自民党を次に引っ張るのは誰か……永田町を知り尽くす政治記者が、混迷する政局を斬る。
青山 「ガス抜きのためだろう」と揶揄された7月28日の両院議員懇談会後も自民党内の不満は抜けず、“石破おろし”の動きは根強くありますが、石破茂首相の続投の意志はむしろ強まっているように感じます。なぜ辞めないのか――多くの国民が抱く疑問だと思いますが、田﨑さんはどう見ていますか?

田﨑 昨年12月27日、石破さんと前首相の岸田文雄さんが会食をしました。その際、石破さんが「この仕事をよく3年も続けられましたね」と聞くと、岸田さんは「負けてたまるかの一念でした」と返した。いまの石破さんも「負けてたまるか」という思いが強いのではないでしょうか。
初回登録は初月300円で
この続きが読めます。
有料会員になると、
全ての記事が読み放題
-
月額プラン
1カ月更新
2,200円/月
初回登録は初月300円
-
年額プラン
22,000円一括払い・1年更新
1,833円/月
-
3年プラン
59,400円一括払い、3年更新
1,650円/月
既に有料会員の方はログインして続きを読む
※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。
source : 週刊文春 2025年8月14日・21日号






お気に入り記事