6月には名古屋市などの小学校教諭が、8月には栃木県の高校教諭が校内での盗撮で逮捕された。繰り返される卑劣な犯罪の背後には、SNSに広がる鬼畜コミュニティがあった。「週刊文春」記者が潜入し、見えてきた実態は――。

 

▶︎「教育実習さいこー」「夏休み早く終わらないかな」

▶︎盗撮犯の告白「やらずに死ぬくらいなら」

▶︎運動靴、制服で自慰行為

 今年6月、現役教師グループによる酷悪な盗撮事件が世間を震駭(しんがい)させた。名古屋市など複数の小学校教師が勤務先の学校内で女子児童を盗撮。児童が所有するリコーダーや給食に精液をかける様子を動画に収めていたのだ。注目を集めたのは、これらを記録した映像のゆくえ。彼らは、秘匿性の高いSNSアプリ上で教師同士のグループを作成して映像を共有。〈いいですね〜〉〈見入っちゃいます!〉〈羨ましいです〉等と連日のように“品評会”を開き、犯行をエスカレートさせていた。

初回登録は初月300円で
この続きが読めます。

有料会員になると、
全ての記事が読み放題

  • 月額プラン

    1カ月更新

    2,200円/月

    初回登録は初月300円

  • 年額プラン

    22,000円一括払い・1年更新

    1,833円/月

  • 3年プラン

    59,400円一括払い、3年更新

    1,650円/月

有料会員になると…

スクープを毎日配信!

  • スクープ記事をいち早く読める
  • 電子版オリジナル記事が読める
  • 解説番組が視聴できる
  • 会員限定ニュースレターが読める
有料会員についてもっと詳しく見る

※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。

  • 22

  • 6

  • 1

source : 週刊文春 2025年9月4日号