「浩宮に『記者会見でお妃をめぐる質問が出たら、当方、弱冠18歳、学生の身分、と答えてほしい』といわれました(笑い)」
これは、現在の天皇陛下が学習院大学に入学した年である1978年の10月に、母の上皇后さまが誕生日会見で語った言葉だ。当時、浩宮さまだった天皇陛下をめぐり、結婚問題を親子で話し合ったことはあるか、という記者からの質問に答えたものである。
昨年9月に18歳の誕生日を迎えた秋篠宮家の長男、悠仁さま(18)。今年9月6日、満を持して「成年式」に臨まれる。男性皇族の成年式は、父の秋篠宮さま(59)以来、実に40年ぶりのことだ。

成年式で、悠仁さまは成年用の冠を授かる「加冠の儀」を行うほか、天皇、皇后両陛下と対面する「朝見の儀」で天皇陛下から大勲位菊花大綬章を授かる。こうして広く成年皇族であることが表明されるのだ。
冒頭のとおり、天皇陛下の結婚問題がクローズアップされたのは18歳の頃だった。成年皇族となった悠仁さまはもうじき19歳、結婚問題が取り沙汰されてもおかしくはないだろう。

冒頭の上皇后さまの回答の後、記者からは続けて「ご自身はどんな方がふさわしいとお考えですか」と質問があった。お相手に求める“理想の条件”を尋ねられたのだ。上皇后さまはこう述べた。
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source : 週刊文春 2025年9月11日号






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