「やっぱり試合初日の前は緊張でよく眠れなくて。プレー中も以前のように集中力を維持するのは難しかったですね。どうしても“騒動”のことが頭をよぎってしまうんです。視線も気になって……」

 

 そう振り返る彼女は、約1年ぶりのレギュラーツアー復帰を果たした女子プロゴルファーの淺井咲希プロ(27)である。

「週刊文春」記事「有名女子ゴルファー3人とトリプルボギー不倫した男」で女子プロゴルフ界に衝撃が走ったのが今年3月のこと。

 淺井プロの夫の栗永遼キャディが、女子プロ3選手(川﨑春花プロ、阿部未悠プロ、小林夢果プロ)と次々に不倫に及んでいたことが発覚したのだ。すべてが業界内で起きている上、人気と実力ある若手たちが絡む事案だったこともあり、波紋が広がった。当時、淺井プロは「週刊文春」の取材にこう展望を語っていた。

「苦しい問題に早くケリをつけて、私はこれからもプロゴルフを続けたい」

再起を誓う淺井プロの告白

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source : 週刊文春 2025年9月11日号