元衆議院議員の石川知裕氏が6日、52歳で死去した。北海道出身で、小沢一郎氏の元秘書。2007年に民主党から繰り上げで初当選した。
「10年に『陸山会事件』で逮捕され通算3期目途中で辞職。犯意を否認して上告したが、有罪判決が確定した」(永田町関係者)
代わりに17年、妻で元アナウンサーの石川香織氏が出馬して初当選。現在も立憲の衆院議員を務める。
再起を目指していたが、昨年3月、「ステージ4」の大腸がんを公表。同年10月の衆院選に立憲の比例代表で出馬して次点に。今年7月に容態が悪化し、周囲に「もって年内だから」と余命を語っていた。親交のあったノンフィクション作家の常井健一氏が語る。
「病身ながら、教育関連のビジネスも始めていた。自治体を紹介する漫画教材の営業をしていました」
政界に「死期が近い」とは広く知らせなかったが、8月上旬には小沢氏が見舞った。かつて新党で苦楽を共にした鈴木宗男氏も9月1日に駆けつけた。
7日、石川夫妻が地元帯広で毎年開く1000人規模のバーべキュー大会に病室から「中継」で参加を予定したが、その前日に旅立った。
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source : 週刊文春 2025年9月18日号






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