「追い込まれて知恵が出たのだろうが、うまく着地した。なかなかの策士かも」

 政治部記者がそう評するのは、参政党の神谷宗幣代表(47)による宮城県知事選への対応のことだ。

 10月9日告示の知事選は6選を目指す村井嘉浩氏が圧倒的有利とみられる中、参政党は7月の参院選の宮城選挙区で落選したローレンス綾子氏の擁立を検討していた。しかし、9月19日、擁立を見送り、元参院議員で知事選に出馬する和田政宗氏と「政策覚書」を締結したと発表した。村井氏肝いりで進めた県の水道事業民営化の「見直し」などを盛り込んだ。一方、党として和田氏の支援はしないという。「神谷氏は村井氏と戦う姿勢を保ちつつ、負けた時の保険も掛けた」(同前)。

初月300円でこの続きが読めます。
年額&3年プランは割引キャンペーン中!

有料会員になると、
全ての記事が読み放題

キャンペーン終了まで

  • 月額プラン

    1カ月更新

    2,200円/月

    初回登録は初月300円

  • 年額プラン

    1年更新(2年目からは22,000円)

    およそ833円/月

    1月6日(火)10:00までにお申し込みの方限定

    オススメ!期間限定

  • 3年プラン

    3年更新(4年目からは59,400円)

    およそ1,383円/月

    1月6日(火)10:00までにお申し込みの方限定

    オススメ!期間限定

有料会員になると…

スクープを毎日配信!

  • スクープ記事をいち早く読める
  • 電子版オリジナル記事が読める
  • 解説番組が視聴できる
  • 会員限定ニュースレターが読める
有料会員についてもっと詳しく見る

※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。

  • 2

  • 7

  • 0

source : 週刊文春 2025年10月2日号