「自民党総裁選で高市早苗氏が選出されたことに、内心、最もホッとしているのは彼女ではないか」
政治部記者がそう語るのは社民党の福島瑞穂党首(69)のことである。社民党が総裁選の「裏番組」として激しい党内抗争を起こしていたからだ。
「沖縄2区の新垣邦男衆院議員が離党の意向を示したが、党が慰留したようだ」(同前)
新垣氏周辺によれば、新垣氏は7月の参院選で党が政党要件を失った場合に立憲民主党への移籍を考えていたのだが、党は比例区で奇跡的に2%を獲得して要件をクリアし、残留する方向だったという。一転して離党の方向になったのは、福島氏による「独裁的党運営」が理由のようだ。決定的だったのは参院選で当選したばかりのラサール石井氏を副党首に据えたことだった。

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source : 週刊文春 2025年10月16日号






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