今年でソロデビュー50周年を迎えた矢沢永吉。その歌声とともに、極貧の少年時代からのロックな成り上がり人生は、人々の熱狂を生んできた。だがそのステージ裏で、「Ha〜Ha」では済まされないトラブルが――。
秋晴れの空の下、東京屈指の高級住宅街に、グレーメタリックのフェラーリが音もなく滑り込んだ。
10月18日、午後4時過ぎ。運転席の男性は、胸元が開いた黒色のシャツを着こなし、見事なハンドル捌きで大邸宅のガレージに高級車を寄せていく。車体の大部分がガレージに入ったとき、「週刊文春」記者は運転席に駆け寄った。男性は運転席の窓を2、30センチほど開ける。
「なにぃー?」
BIGなオーラを放出する声の主は“世界のYAZAWA”ことロックミュージシャンの矢沢永吉(76)、その人である。
「週刊文春」記者が言葉を重ねると、矢沢は眉根を寄せ、口を窄めて――。

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source : 週刊文春 2025年10月30日・11月6日号






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