昨年、あるスクープが報じられた。三菱商事が、中国人トレーダーが関与した疑いのある不正取引で138億円の損失を被ったのだ。同社は男を刑事告訴するも、消息は掴めぬまま。だが、実は日本に潜伏していたのだった。
それは、洋上風力発電プロジェクトからの撤退問題で揺れる三菱商事の迷走を先取りしたかのような奇妙な“事件”だった。

昨年12月4日、米国のブルームバーグ通信は、三菱商事が、中国人トレーダーが関与した疑いのある銅の不正取引で、138億円の損失を被ったと報じた。
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source : 週刊文春 2025年11月20日号






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