「じつは、脳がほしがる本当の休息は、睡眠ではありません。むしろ、脳にとっては刺激こそ栄養であり、刺激こそ休息なのです」

　こんな驚きの知見を披露するのは、横須賀市立総合医療センターふるえ治療センター長の東(ひがし)島(じま)威史(たけふみ)医師（42）だ。著書『不夜脳　脳がほしがる本当の休息』が6万6000部のベストセラーとなっている。年間200件以上の脳手術に関わる脳神経外科専門医が明かす、“脳を癒やす至高の休息法”とは――。