2025年度の補正予算案が12月11日、衆議院を通過した。衆院予算委員長として論戦を取り仕切ったのは立憲民主党の枝野幸男氏(61)だった。安住淳氏に続き、2代続けて野党である立憲からの起用で、「安住氏ほど話題にならなかったが、曖昧答弁を続ける閣僚を注意する姿勢は良かった」(政治部記者)。
その枝野氏の言動が一躍注目を浴びたのは10月。集団的自衛権の行使容認を含む安全保障関連法について「(当時の安倍政権が)行使を一部容認すると言ったのが憲法違反だ」として、「(現行法に)違憲の部分はない」と述べた。
「自らの番記者をわざわざ地元のさいたま市に集めて記事を書かせ、懇談会まで開いて発言の狙いを解説した」(前出・記者)
各社が一斉に「枝野氏、安保法制めぐり軌道修正」(朝日新聞デジタル)、「現状容認」(時事通信)などと記事にした裏事情である。

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source : 週刊文春 2025年12月25日号






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