自民党の菅義偉元首相(77)が1月17日、衆院選への不出馬を表明した。政治部記者は「高市早苗首相による衆院解散表明、立憲民主党と公明党の新党結成。政界が激動期を迎える中、菅氏の引退は政治史の歯車が回ったことの象徴だ」と語る。
菅氏は、自民による2012年末の政権奪還以降、官房長官として安倍晋三元首相を支え、官邸一強の象徴となった。記者会見で厳しい質問に対して「その指摘は当たらない」と木で鼻を括った対応を続けて批判を浴びる一方、「鉄壁のガースー」と称賛も浴びた。

とりわけ話題になったのは、東京新聞の望月衣塑子記者との「対決」だった。菅氏は当初、望月氏に丁寧に対応。長々と持論を語る望月氏に番記者は辟易し、「なぜ、望月氏なんかに応対するのか」と尋ねたところ、菅氏は「だって、かわいいから」と冗談を飛ばしたことも。しかし、菅氏も次第にイライラを募らせ、望月氏に厳しく対応するようになった。
不出馬をめぐり、菅氏は「体力面を考えた」と語ったが、自民党関係者は「体力の限界は数年前から明らかだった」と言う。頭の回転は以前と変わらないが、身体面の衰えが激しく、会話がままならない場面が増え、無表情も目立った。
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source : 週刊文春 2026年1月29日号






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