総選挙で316議席を確保する“超圧勝”を収めた自民党。今後、高市カラーの政策がより強力に推し進められる。その時、日本経済に何が起きるのか。物価は、消費税は、ローンは、年金は――どこよりも早く徹底検証する。

 

▶異例の支持表明 トランプを骨抜きにした「サナエ呼び」

▶インフレ悪化で年金2割減少&住宅ローン3%へ

▶衝撃データ「悲願」消費減税でも物価は下がらない?

▶見えた!日経平均7万円でAI、建設、土木が買い

▶バブルを的中伝説のスイス人投資家が予言「日本の資産価値は下がってゆくだろう」

 気温2度の小雪舞う東京都世田谷区。宰相が選挙戦最後の演説場所に選んだのは、二子玉川駅近くの公園だった。午後7時前、ファミリー層が多く暮らすこの地に、彼女は歓声とともに姿を現し、マイクを握りしめこう切り出した。

「日本列島を強く豊かに、高市早苗でございます」

 お決まりのフレーズ「働いて×5」を途中で言葉に詰まりながら唱えるなど、連日の疲労が滲む。それでも、自身が掲げる経済政策については熱がこもった。

「自民党の公約として初めて出てきた『責任ある積極財政』。今と未来に向けた不安を希望に変える。この1点を心に留めて政策を進めてまいります」

 24分間の演説で“積極財政”との単語を7回も連呼した。

 そして、翌2月8日に投開票を迎えた衆院選。自民党の歴史的大勝が衝撃をもって受け止められた。

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source : 週刊文春 2026年2月19日号