トランプ大統領夫人のドキュメンタリー映画『メラニア』が公開された。
共産主義時代のユーゴスラヴィアで貧しく生まれ育った彼女がヨーロッパでのモデル活動を経て、いかにして24歳上のアメリカの大富豪夫人になったか? 大統領になった夫が移民を犯罪者扱いするのを移民である彼女がどう思ったか? ポルノ女優との浮気やレイプ疑惑が次々と出てくる夫を本当に愛してるのか? ヒトラーの愛人エヴァ・ブラウンと比べられてどんな気分か? 連邦議会議事堂襲撃事件で、夫に扇動された暴徒によって死に至った警官のことを想ったか?
そういう世間が知りたいことは一切描かれない。副題「歴史への20日間」のとおり、就任式の舞踏会を準備する彼女がドレスのフィットを気にしたりするだけだ。このドキュメンタリーはメラニアの氷の微笑の内側には決して踏み入らない。なぜなら彼女自身がこの映画の製作総指揮だから。
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source : 週刊文春 2026年2月26日号






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