「早くこの生活から抜け出したい」。引っ込み思案だった次女はいつしか、母を言い負かすようになり、そんな本音も吐露するようになっていた。だが、姉の背中を追いかけようとするプリンセスの切なる望みに今、暗雲が――。
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▶︎歌会始「眞子さんと同じデザインのカチューシャに」
「佳子の、ひめみこ」
1月18日、宮殿・松の間で開かれた「歌会始」。入選者や選者の歌の詠み上げが終わると、秋篠宮家の次女・佳子さま(27)のお名前が古式に則った独特の表現で呼ばれた。披講にあたって起立された佳子さまは、繊細な刺繍が施されたエメラルドブルーのローブ・モンタント姿。頭上のカチューシャのリボンにも、レースがあしらわれている。
成年以降の佳子さまの帽子を手掛け、今回のカチューシャもデザインした、帽子デザイナーの平田欧子さんが明かす。
「宮家の女官さんを通じてご注文をいただきました。こちらが提案したデザインに対しては『眞子さんが以前着けていたカチューシャのように、レースを使ったデザインにしてほしい』と。最近はコロナで公務も少なく、久しぶりのご注文でしたが、今回のオーダーにはこれまで以上に細かなこだわりを感じました」
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source : 週刊文春 2022年2月3日号