オミクロン、海外はこうなっている

濃厚接触ワクチンで隔離なし(英・米・仏) 感染者隔離は5日(仏)

「週刊文春」編集部
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 2月上旬には都民の10人に1人が濃厚接触者になるという試算もある。これまでのように隔離を続ければ我々の社会生活は止まってしまう。一足早く感染爆発に直面した国々ではどう対応し、乗り越えようとしているのか?

 1月22日に東京都でコロナ新規感染者が初の1万人を超え、全国では5万人に到達した。

 田村憲久前厚労相は23日、テレビでこの先の新規感染者は「1日10万人で収まればいいほう」と発言。また、2月8日には都で143万人、つまり都民の10人に1人が濃厚接触者になるという政策研究大学院大学・土谷隆教授の試算もある。

 現在、日本では濃厚接触者は「10日間、不要不急の外出を自粛し健康観察」を求められる。だが10人に1人がそうなってしまっては、我々の社会生活は成り立たない。

 ではどうすればいいのか? 一足先にオミクロン株の感染爆発を迎えた世界はどうなっているのか。

オミクロンに対峙する英、仏、米の各首脳

 たとえば英国では、ワクチン接種者で、かつ症状がなければ、濃厚接触者の隔離は不要だという。

 英国在住で、自身も隔離を経験した女性がいう。

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source : 週刊文春 2022年2月3日号

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