「預けると痣が…」介護職の祖母はなぜ3歳の孫を虐待死させたのか

「週刊文春」編集部
ニュース 社会

「食事の前に水をガバガバ飲んだから注意はした。だけど、頭を殴ったかどうかは覚えていません」
 3歳の孫に暴行を加えて死なせた祖母は、警察の取り調べに対し、こう供述しているという。だが、飲食店内の防犯カメラには、げんこつで頭を殴る様子が克明に映されていた。

 昨年7月31日の午後9時頃。大阪府寝屋川市の住宅密集地帯にある2階建ての長屋の一室で、当時3歳だった豊岡琉聖翔(りせと)ちゃんの死亡が確認された。

「死因は頭に強い衝撃を受けたことによる硬膜下血腫や脳ヘルニアで、頭や胸、両脚などにも6カ所の皮下出血の痕が残っていました」(在阪社会部記者)

 駆け付けた救急隊員は虐待を疑い、すぐに大阪府警に通報。約7カ月後に傷害致死と暴行の疑いで逮捕されたのは、琉聖翔ちゃんの祖母にあたる寺本由美(よしみ)容疑者(46)だった。

送検される寺本容疑者

「寺本は飲食店で琉聖翔ちゃんを殴った翌日も、自宅で虐待を続けていたと見られ、同居していた次男に『(琉聖翔ちゃんに)熱があるから』と告げて職場に出勤。その後、琉聖翔ちゃんの体の硬直などに次男が気付き、119番通報したのです」(同前)

自宅にはディズニーキャラの洗濯物が

 琉聖翔ちゃんは寺本の長男(27)の息子で、長男夫婦の仕事の都合で“実家”に預けられていたのだ。

 自身の初孫に手を上げたまだ若い祖母。そこに至る背景には何があったのか。

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source : 週刊文春 2022年3月17日号

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