埼玉5歳児「床下遺棄」事件 34歳男と54歳女の内縁夫婦に“叱責支配”された親子、そして消えた老婆

「週刊文春」編集部

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 座敷席の上座に陣取る丹羽洋樹(34)は、ラーメンを頬張りながら、真向かいに座る歩夢くん(5)を執拗に責め立てていた。正座させられた歩夢くんは、頼んだチャーハンに手をつけることを許されず、黙って俯いたまま。やがて隣に座る母親の柿本知香(30)がスマホを向け、その様子を無言で撮影し始めた――。

 埼玉県本庄市内のラーメン店で、こんな異様な光景が繰り広げられたのは、蒸し暑さの残る昨年9月初旬のことだった。

 それから半年が経った今年3月5日。歩夢くんは、丹羽らと暮らす借家の和室床下――冷たく暗い土の中から、変わり果てた姿で捜査員に掘り起こされた。

 同日、埼玉県警捜査一課と本庄署は丹羽、柿本、丹羽と内縁関係にある石井陽子(54)の3人を死体遺棄の疑いで逮捕。社会部記者が語る。

「現場の民家には丹羽と石井が暮らしていたが、昨年1月頃、石井の知人だった柿本が歩夢くんを連れて身を寄せるかたちで、4人の奇妙な同居生活を始めていた」

石井陽子容疑者(ANNより)

 昨年夏。この4人が揃って初めて来店した日の出来事を、ラーメン店の店主は強烈に記憶している。

理不尽な説教と冷え切ったチャーハン

「昼の時間帯でした。その日も幼い歩夢くんがずっと丹羽に怒られていたんです。丹羽と石井がテーブル席の上座に座り、丹羽の正面に歩夢くん、その隣に柿本といった位置関係。内容までは分からないのですが、丹羽は険しい顔でネチネチと何か説教を続けていました。女性の2人は何も口を挟まず、大人の3人は先に食事を平らげていました」

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source : 週刊文春 電子版オリジナル

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