民間人の犠牲も厭わず、ウクライナ侵攻を続けるプーチン氏。だが、そんな男を増長させてきた政治家が日本にもいた。甘い夢を見続けた元首相をはじめ、彼らは一体、どこまでプーチン氏に“媚び”を売っていたのか――。

 

▶︎安倍晋三「北方領土は返ってくる」を信じた“お花畑外交”

▶︎森喜朗礼賛語録「プーチンは義理堅い男」「昔の日本人」

▶︎岸田文雄超親露派鈴木貴子を副大臣にした「聞く力」

▶︎鳩山由紀夫「侵攻の原因はゼレンスキーの虐殺」だって

 前年のロシアによるクリミア併合の記憶も新しかった、2015年5月22日。国会では、岸田文雄外相(当時)に対し、白いジャケット姿の女性議員が舌鋒鋭く詰め寄っていた。

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source : 週刊文春 2022年3月17日号