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M&Aセンター社長の仰天発言「不正は男気でやったもの」

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「週刊文春」編集部
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「先日、不正に関わった社員の処分が公表されました」(現役社員)

 東証プライム上場の日本M&Aセンターホールディングス。平均年収が約1300万円という高給企業だ。

 企業のM&A(買収・合併)仲介を手掛ける同社が、子会社の不正会計を公表したのは、2月14日のこと。過去5年半で延べ152件の不適切な営業報告が行われていた。

08年から社長の椅子に座る三宅氏

「営業担当者が契約書の押印部分などを偽造し、本来より前の四半期に売上を計上するのが手口でした。背景にあったのは、13年以上トップに君臨する三宅卓社長(70)の厳しい“ノルマ主義”。数字に追われた担当者らは不正に手を染めてしまいました」(同前)

 不正公表後、社員から意見を募る匿名の意見箱をウェブ上に設置しているが、

「経営陣の責任を問う非難の声が多く寄せられているそうです」(別の社員)

 そうした中、同社は3月23日、社員の処分を公表。上席執行役員1名を含む5名に諭旨解雇、さらに35名に降格、33名に出勤停止、20名に訓戒という処分が下された。

「諭旨解雇された上席執行役員は大手証券会社出身で、100件以上のM&Aを手掛けてきたやり手。昨年、M&Aに関する著書も出している。三宅氏からも高く評価されていました」(同前)

 その一方で――。

 処分が公表された当日の午後6時から、全社員向けに開かれたオンライン説明会。不正に関わった社員の個人名は伏せた上で、当の三宅氏はこう発言した。

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source : 週刊文春 2022年4月14日号

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