週刊文春 電子版

「くら寿司」店長が店の駐車場で焼身自殺した 従業員が悲痛告発する「上司のパワハラ」

「週刊文春」編集部
ニュース 社会

「店長は上司から日常的にパワハラを受けていました。いつも疲れ切った様子だったのですが、こんな惨(むご)い形で亡くなるとは思わなかった。死の理由を有耶無耶にされたくないのです」

 小誌にこう告発するのは、大手寿司チェーン店「無添くら寿司」で働く現役の従業員である。

 激しい炎と立ち昇る黒煙――。4月1日の午前4時20分頃、山梨県甲府市にある「無添くら寿司」の駐車場に停められた乗用車から突如、火の手が上がった。

中村さんが乗っていた車

 近隣住民が語る。

「爆発音で目が覚めました。慌てて外を見ると車が燃えていた。橙色の火が凄まじい勢いで車内から上がっており、中に人がいるかを確認できるような状態ではありませんでした」

 騒然とする未明の住宅街。消防車3台、パトカー3台が駆け付け、約30分後にようやく鎮火された。

「車は全焼。助手席側から性別不明の遺体が発見されました。4月6日になって山梨県警は焼死体を甲府市内在住の30代男性と発表。事件性はなく、自殺と見られます」(社会部記者)

 亡くなったのは、「無添くら寿司」で店長を務める中村良介さん(仮名・享年39)。中村さんは勤務先の駐車場で自らの車に火を放ち、命を絶ったのだった。

 くら寿司は1977年に大阪府堺市で創業した回転寿司チェーン。東証プライムに上場している。

「国内外に592の店舗を展開する回転寿司業界の最大手。寿司皿5枚を入れるとカプセルが出てくる『ビッくらポン!』などユニークな施策でファミリー層にも支持されています。コロナ禍で飲食業界が厳しい中、くら寿司は絶好調。2021年10月期(連結)の売上高は1476億円と過去最高を更新しました」(経済誌記者)

有料会員になると、この記事の続きをお読みいただけます。

すべての記事が読み放題
月額プランは初月100円

有料会員になると…

世の中を揺るがすスクープが雑誌発売日の1日前に読める!

  • スクープ記事をいち早く読める
  • 電子版オリジナル記事が読める
  • 音声・動画番組が視聴できる
  • 会員限定ニュースレターが読める
有料会員についてもっと詳しく見る

source : 週刊文春 2022年4月28日号

文春リークス
閉じる