ポンプを持ち上げ、異常がないか点検する作業員、火花をまき散らしながら溶接する作業員……。大規模漏水の現場では、夜中まで復旧にあたる人々の姿があった。
愛知県豊田市の取水施設「明治用水頭首工」。5月15日、漏水が確認され、その後、範囲が拡大し、取水口から水をくみ上げられなくなってしまった。上流側の川底に穴が開き、河川の水が下流側に大量に流れ出したとみられる。その水量およそ毎秒30トン。名古屋大学減災連携研究センターの平山修久准教授が解説する。
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source : 週刊文春 2022年6月2日号