「全く事実と違います」。先週号の“セクハラ報道”に対し、議運の場でそう述べた細田博之議長。だが、小誌に届いたのは、三権の長に対する女性記者たちからの相次ぐ告発だった。そして、細田氏の発言を覆す物証が――。
▶女性記者たちの告発「2人きりで会いたい」「愛してる」
▶党女性職員が周囲に嘆いた「お尻を触られた」
▶最も狙われた女性記者が漏らした「文春はほぼ正しい」
▶カードゲーム仲間人妻の告白「抱きしめたいと言われ…」
〈全くの事実無根であり、強く抗議します〉
5月23日午後2時過ぎ、編集部にFAXで届いた一通の「通知書」。送り主は、細田博之衆院議長(78)の事務所である。
小誌は5月19日発売の先週号で、細田氏のセクハラ疑惑を報道。取材に「セクハラ発言みたいなのはあった」と答えたA記者とのやり取りや、深夜に細田氏から「今から来ないか?」と電話を受け、実際に自宅に行ったB記者の証言などを取り上げたのだ。
国会担当記者の解説。
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source : 週刊文春 2022年6月2日号