蓮舫・辻元のスベれない話
「『検討します、検討します』ばかりの総理のあだ名は“検討使”なんですよ!」
岸田首相を大声でこう腐す辻元清美氏の傍らで両手を叩いて爆笑する蓮舫氏。黒髪のショートカットに加え、服の色まで上下お揃いの立憲民主党女性候補者の二人は、マイクを前に並ぶとさながら漫才コンビである。
参院選公示後初の週末を迎えた6月25日。両者が共闘の場に選んだのは錦糸町と北千住。昨年の衆院選で落選した辻元氏にとって全国比例で出馬する参院選は国政復帰に向けた大一番。一方の蓮舫氏には、党の顔として激戦の東京選挙区での四選と三期連続のトップ当選がかかっている。
「蓮舫と辻元清美、これだけで怖いんじゃないですか?」と蓮舫氏が叫ぶと、「あの二人がいてたらうるさいからいやや、と一番思っているのは誰かご存じですか?」と辻元氏がすかさず聴衆に問う。
東西の国会“ツッコミ担当”だった両者は、選挙戦でも首相イジりで息ピッタリ。
「やっぱり二人が必要だ、と思う方、拍手してみてください」と辻元氏が呼びかけると聴衆は拍手喝采。絶対にスベれない二人の掛け合いの続きは議事堂でとなるだろうか。
たそがれニャンニャン
記録的な猛暑日となった6月26日午後2時過ぎ。街宣車の前でやつれた顔を見せているのは、「おニャン子クラブ」元メンバーの生稲晃子氏である。
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source : 週刊文春 2022年7月7日号