押しかけるデモ隊の陣営から火の手が上がり、黒煙とともに獅子(ライオン)があしらわれた国旗が鮮やかに翻る――。
今月5日、経済危機の末「国家破産」を宣言したスリランカ。最大都市コロンボでは、9日に抗議デモが本格化し、群衆が大統領公邸に乱入。13日には首相府が占拠された。大統領は国外へ脱出し辞表を提出したが、新政権樹立をめぐり混乱は今なお続いている。
コロンボ市内で会社を経営する石川直人さんが振り返る。
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source : 週刊文春 2022年7月28日号