「よい、よい、よーいとせ!」の掛け声に合わせて50人の曳子が綱を引き、高さ20メートルの山鉾がぐっと方向を変えると、沿道を埋め尽くした観客から一際大きい拍手と歓声が起こった。
3年ぶりの開催となった祇園祭の山鉾巡行。24日に行われた後祭で一番の喝采を受けたこの「鷹山」は、なんと196年ぶりの復活となった曳山。焼失などを理由に永らく「休み山」として表舞台から姿を消していた。復活させた鷹山保存会の山田純司理事長が語る。
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source : 週刊文春 2022年8月4日号