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韓国・ソウル北東部の加平に、巨大な白亜の宮殿が聳え立つ。総工費は約300億円とも言われる「天正宮博物館」。登記簿によれば、敷地面積は約4万平米に及ぶ。この地で暮らすのが、統一教会(現世界平和統一家庭連合)の教祖・文鮮明(ムンソンミョン)氏(享年92)の妻・韓鶴子(ハンハクチャ)(79)総裁だ。
さらに現在、隣接する土地に、新たな宮殿「天苑宮」も建設している。2017年の起工式で「地上天国を実現します」と宣言していた韓氏。天苑宮は来年完成予定だという。
そんな優雅な生活を送ってきた彼らだが――。
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source : 週刊文春 2022年8月11日号