世論の批判が収まらない統一教会と自民党議員の蜜月ぶり。実は自民党ナンバー2だった山﨑拓元幹事長(85)と抜き差しならぬ関係を築いていた女性も……。

 小誌は1998年6月25日号で、当時自民党政調会長だった山﨑氏の不倫疑惑を報じた。相手の女性は福岡県在住の高宮優子さん(仮名・当時25)。週2日のペースで宿泊先のホテルを出て、深夜0時すぎから早朝まで山﨑氏の議員宿舎で密会していたのだ。

複数の女性スキャンダルで“山タフ”の異名も

 高宮さんは当時、小誌の取材に「山﨑先生を尊敬申し上げています。それで相談に乗っていただいていたので……」と説明。山﨑氏からは編集部に直接連絡があり「記事にするのは、何卒、ご容赦願いたい」と繰り返すのみだった。

 だが、2人の関係はここで途切れることはなかった。

 4年後の2002年初頭、小誌は小泉政権下で自民党幹事長となった山﨑氏が、九段宿舎近くのマンションに足繁く通っているとの情報をキャッチ。張り込みを開始したところ、3月11日の午後8時半頃、議員宿舎の通用門からSPもつけずに外出し、人が来ると避けるようにすっぽりと茶封筒で顔を隠す山﨑氏の姿を目撃する。辿り着いたマンションの部屋には、都内のアパレル企業に勤務するOLになっていた当時29歳の高宮さんが住んでいたのだ。

 約3カ月の張り込みの間、週に一度のペースで逢瀬を重ねていた2人。山﨑氏は小誌の取材に対し、

「ある方からの依頼で、4年くらい前に就職相談に来られました。秘書になりたいということを言っておられましたので、私も一旦、その方向でお世話することを考えましたんですけど、『週刊文春』の記事がございまして。本人のプライバシーがありますから、身を隠されたと。フランスに行かれて、最近帰ってこられたということで、まあ時々会うようになったということでございます。男女関係はございません」

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source : 週刊文春 2022年9月1日号