1998年8月、平成不況の只中で起きた未曽有の円安。そして今年9月1日、「1ドル=140円台」の衝撃が24年ぶりに日本を襲った。

 同じ円安でも、前回はデフレ、今回はインフレと状況は大きく異なる。とくに今、家計を圧迫している顕著な例が、輸入食品が集中する“朝食”の物価高騰だ。モーニング発祥の地、愛知県一宮市で『茶房 万葉人』を営む山本陽司さんも「店を構えて20年以上ですが、こんな物価高は初めてです。この円安でさらに高騰したら堪えられない」と眉根を寄せる。

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source : 週刊文春 2022年9月15日号