クレムリンからレッドカードを提示されたということなのか。
今年に入りロシアの実業家が次々と自殺や原因不明の事故で命を落としている。今月には、大手石油会社「ルクオイル」のラビル・マガノフ会長と「極東・北極圏開発公社」の幹部イバン・ペチョーリン氏が死亡。小誌が集計したところ、その数11人にも及んだ。
拓殖大学特任教授の名越健郎氏は、事態を次のように読み解く。
「多くが石油や天然ガスの事業に携わっていた人です。どちらも基幹産業ですが、各国の輸入禁止措置により先細りが顕著。天然資源の輸出は重要な外貨獲得手段なので、政府から有形無形の圧力がかけられていたとみるべきでしょう」
追い込まれた果ての“結末”に加え、直接手を下されたいわゆる“粛清”が疑われるケースもある。
初回登録は初月300円で
この続きが読めます。
有料会員になると、
全ての記事が読み放題
コメント機能も使えます
キャンペーン終了まで
-
月額プラン
1カ月更新
2,200円/月
初回登録は初月300円
-
年額プラン
22,000円一括払い・1年更新
1,833円/月
-
3年プラン
59,400円一括払い、3年更新
1,650円/月
オススメ!期間限定
既に有料会員の方はログインして続きを読む
※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。
有料会員になると…
世の中を揺るがすスクープが雑誌発売日の1日前に読める!
- スクープ記事をいち早く読める
- 電子版オリジナル記事が読める
- 解説番組が視聴できる
- 会員限定ニュースレターが読める
source : 週刊文春 2022年9月29日号