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角川歴彦「乗っ取り人生」

兄春樹逮捕に歴彦側近関与との法廷証言 「角川家の人間じゃない」母の最期に来ず

「週刊文春」編集部
ニュース 社会 企業

 延焼し続ける五輪疑獄。今度は出版大手KADOKAWAのトップが逮捕された。兄は29年前に麻薬で逮捕。社長の座を受け継いで発展させ、「名経営者」と謳われた弟も、司直の手に。知られざる兄弟の愛憎の歴史とは。

「検察は話を全く聞いてくれなかった……」

 齢79にして東京拘置所に勾留されると、男はこう不満を漏らした。それまで日に2回飲んでいた不整脈の薬の服用も認められない。それでも、筋書き通りの調書を作った検察がサインを求めると、「全然ダメだ」と突っぱね、強気の姿勢を見せている。

「私の名誉を守ることが、KADOKAWAの名誉を守ることに繋がるんだ」

 数多の修羅場を潜り抜け、売上高2200億円超の巨大メディアミックス企業を育て上げてきた。いま、自らをこう鼓舞している。

「これが、人生最後の戦いになる」

 9月14日、出版大手KADOKAWA会長の角川歴彦(つぐひこ)容疑者が逮捕された。

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source : 週刊文春 2022年9月29日号

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