中国の習近平国家主席が先月、10日間にわたって「失踪」したのではないかと話題になった。その後、習氏は姿を見せたものの、異例の騒動は現在進行中の権力闘争を反映したものだとの評判だ。
発端は、ウズベキスタンのサマルカンドで9月16日まで行われた上海協力機構の首脳会議終了後、帰国したはずの習氏が一切、メディアや政府の行事から姿を消したことだった。ほかの指導者がそろった場にも習氏は現れず、SNSを中心にクーデター説が一気に広がり、ツイッターでは「#ChinaCoup(中国クーデター)」がトレンドにもなった。習氏が反発する軍区の司令官によって軟禁され、権力の座を追われた、というものだ。大量の軍車両が北京に向かって進行する出所不明の動画が拡散され、暗殺説まで飛び出した。
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source : 週刊文春 2022年10月13日号