「マイナ」、気持ち悪い。キャラクターであるマイナちゃんとやらはまだしも、マイナンバーにかかわるマイナポイント、マイナポータル、あげくマイナ保険証。
いや、ポイントで釣ってカードを作らせるとか、果ては保険証を奪って追い詰めてカードを義務化するとか、そういうやり方も汚いと思う、でもそれはおいといて。ねえ、なぜ「マイナ」で切るの!? 切られた大量の「ンバー」が浮遊霊になるぞ! ンバー!
これは単に「マイナンバー」という言葉がカタカナ6文字で長いからだ。なんでそんな言葉にするのか。それは外来語だとソフトに感じて、物事の本質をごまかせるからだ。さらに「マイナ」にまで縮めれば原型も崩壊。ポイントがつく、ただのお得なキャンペーンみたいな気がしてくる。デジタル庁のサイトでは「マイナンバー(個人番号)」とカッコに明記されているので、別に個人番号、略して個番、でいいはずなのに。
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source : 週刊文春 2022年10月27日号