「国境付近に戒厳令を敷き、小型核兵器を使用すべきだ」
10月1日にウクライナとの戦争での核兵器使用を訴えたのは、ロシア連邦を構成するチェチェン共和国の独裁者、ラムザン・カディロフ首長(46)。カディロフは、10月5日には、プーチン大統領から上級大将の称号を授与され、ロシア軍で3番目に高い位となった。
約3万人の私兵(カディロフツィ)は、ウクライナとの戦争がはじまるとゼレンスキー大統領殺害計画、ザポロジエ原発攻撃や「21世紀のスターリングラード戦」といわれたマリウポリ攻防戦など重要局面に参加し、首都キーウ近郊ブチャの虐殺事件にも関与したとされる。
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source : 週刊文春 2022年10月27日号