久々のスポットライトに満面の笑みを浮かべたのは、自民党の甘利明前幹事長(73)だ。「カーボンニュートラルのための国産バイオ燃料・合成燃料を推進する議員連盟」の設立総会が10月24日に開かれ、甘利氏は会長に。互いに不仲とされる岸田文雄首相と菅義偉前首相が並んで最高顧問に就いたことに「どうして、総理と前総理が入られたのか、分からない。政治的意図があると報じられたが、全くない」と喜々として語った。会合後は、久々に大勢の記者団に囲まれ顔を紅潮させながら「議連を通じて人間関係の溝が埋まればいい。自民党が一丸になれたら」と述べた。
だが、その数時間後には、唯一の側近、山際大志郎氏が経済再生相の辞任を表明した。山際氏が旧統一教会との関係について「記憶はあるが記録がない」など不誠実な答弁を続け、内閣支持率を低下させた背景には、甘利氏の存在がある。
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source : 週刊文春 2022年11月10日号