コロナでめっきり旅行の機会が減った今、台湾の味を再現した店が密かなブームを呼んでいる。滋味深い朝食から屋台名物まで、本格グルメを丸1日ご堪能あれ!
撮影 志水 隆
早餐 MORNING
絞りたての豆乳で活力を呼び覚ます
豆乳のミルキーな香りに誘われ、朝から20組が列をなしていた。五反田駅から徒歩5分、『東京豆漿生活』は台湾朝食の専門店だ。
看板メニューの「鹹豆漿」は、毎朝店内で絞るフレッシュな豆乳を酢でゆるく固めたスープ。宮城県産大豆のやさしい甘みに昆布出汁や干し海老のコクが重なり、ラー油の辛みが目覚めを後押ししてくれる。トッピングの揚げパンは端はカリッと香ばしく、嚙めばじゅわっとスープが染み出す。焼き立ての台湾パンもぜひ頰張って。
東京豆漿生活(とうきょうとうじゃんせいかつ)
東京都品川区西五反田1-20-3
(☎)03-6417-0335(営)月〜金8:00〜15:00、
土日祝9:00〜15:00(売り切れ次第閉店)(休)年末年始
午餐 LUNCH
圧巻の豚バラ肉!屋台の味が大集合
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source : 週刊文春 2022年12月1日号